目次
親等の数え方
1. 親等の数え方は難しい?
『6親等内の血族と3親等内の姻族』
という言葉は目にすることが多いかと思います。
市役所などに提出する書類があって、その書き方を見た時などですかね。
これは、法律上の親族を表しています。
厳密にいうと、法律上の親族は
配偶者と『6親等内の血族と3親等内の姻族』です。
でも、6親等って言われても、実際に数えたりはせずに、
『6親等なら含まれているだろう』
と解釈している方も多いかと思います。
昔の私がそうでしたから……(笑)
では、実際に数えてみると難しいのでしょうか?
実はポイントが分かればそんなことはないです。
よく、インターネットで調べると、分かりやすい図解があるかと思いますが、もし親等を数えないといけない時があったら、図解なしでも数えることができた方が良いですよね。
というわけで、親等を数えるポイントをお伝えします。
2. 親等を数えるポイントは上がるか下がるか
いきなりですが、数えてみましょう。
まず、親は?
1親等ですね。
では、子供は?
こちらも1親等です。
これを、親、祖父母と数えるときは
『上がる』とイメージして下さい。
そして、子供、孫と数えるときは
『下がる』とイメージして下さい。
そして、『上がる』も『下がる』も一つ数えるごとに親等が一つ増えるとイメージしてください。
では、ルールをまとめます。
- 親、祖父母と数えるときは『上がる』とイメージする。
- 子供、孫と数えるときは『下がる』とイメージする。
- 一つ数えるごとに親等が一つ増える。
- 自分からみて、数えたい人まで血縁をたどる。
これが、数えるルールです。
3. 実際に数えていきます。
自分からみて祖父母は?
『親、祖父母』
と2回上がっていますから、2親等です。
では、自分からみて孫は?
『子供、孫』
と2回下がっていますから、こちらも2親等です。
では、ちょっと応用編です。
自分からみて兄弟は?
- 『親』に上がる
- 『親の子』と下がる
ですので、2親等になります。
では、もっと応用編です。
自分からみて叔父さんは?
- 『親』に上がる
- 『祖父母』に上がる
- 『祖父母の子』と下がる
ですので、3親等になります。
となると、自分からみて従兄弟は?
- 『親』に上がる
- 『祖父母』に上がる
- 『祖父母の子(叔父)』と下がる
- 『叔父の子』と下がる
というわけで4親等です。
どうでしょう?一つずつ、血縁を『上がる』か『下がる』かでイメージしながら、数えると簡単ではないでしょうか?また、こう見ると、6親等って結構広いですよね~。
ちなみに、『姻族』とは『配偶者の血族』のことです。
数え方は同じく『上がる』か『下がる』かです。
配偶者に親等は当てはまらないので、強いて言えば0親等というイメージです。
ですので、義父は
- 『配偶者』から一つ上がる
ので1親等です。あとは、同じように数えてみて下さい。
では、いつか親等を数える時がきたらご参考にして頂ければと思います。
最後までご覧頂き有難うございます。
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