目次
故人名義の預貯金の調べ方
1.残高証明書の発行を依頼する
故人名義の預貯金の存在はどのように調べるのでしょう?
預金通帳やキャッシュカードがあれば良いのですが、そうでない場合は
- 何か銀行からハガキなどが届いていないか?
- 銀行名の入った粗品がないか?
- 故人が生前何か言っていなかったかな?
などと、考えられる色んな方法を使って、まずは身の回りから調べていくと思います。
そして、直接金融機関に問い合わせる方法もあります。
その場合は『残高証明書の発行を依頼する』という形となります。
故人名義の口座があるかないかだけを知りたいので、
『電話で教えてくれないかな?』
と思う方もいらっしゃると思いますが、今の時代中々そういう訳にもいきません。
金融機関からしてみたら、電話でかかってきた方は素性も知れない方なので、大事なお客様の情報を教える訳にはいかないのです。
そこで、手続きとしては『残高証明書発行依頼』が必要になるわけです。
2.どこの金融機関に残高証明の発行を依頼するか?
次に考えるのは、
『どこの金融機関に発行を依頼するか?』
です。
全ての金融機関に問い合わせる訳にはいかないので、故人の生前の行動を思い返してみてください。
- あの商店街によく行っていたな。
- いつも歩いて行動していたな。
- 電車であの町まで毎月行っていたな。
- サークル活動をあの公民館でしていたな。
そして、その生前の行動の範囲にある金融機関に絞るのが良いのではないかと思います。
3.残高証明書発行依頼の方法
では、残高証明書発行依頼の方法ですが、金融機関によって少し違いはありますので、詳細はその金融機関におと言わせ下さい。
ほとんどの金融機関が下記のものを用意し、各金融機関所定の申請書に必要事項を記載して窓口で手続きをする形になります。
- 被相続人がお亡くなりになったことの記載がある戸籍謄本等
- 請求者が相続人であることがわかる戸籍謄本・審判書等
- 請求者の印鑑登録証明書
- 請求者の実印
- 発行手数料(1000円位が多い)
手続きが終わると、1~2週間くらいでの発行となることが多いです。
お手続きの際にご確認ください。
最後までご覧頂き有難うございます。
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